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  2014年4月:ビエンチャン
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チャオ・アヌウォン公園ブッダ・パークアムポーン/ラーオ・キッチン

【5月3日(土)】 アムポーン/ラーオ・キッチン

激しい雨の中、来た道をタイ・ラオス友好橋のバスターミナルに戻る。

この直後、トゥクトゥクは見事にハンドルを切った。

友好橋も見学しようと思ったが、丁度、タラート・サオ・バス・ターミナル行きのバスが出るところで、雨はさらに激しくなってきた。傘も持ってこなかったしで、バスに乗ることにした。

一番前の席に陣取る。

バスが走り出すと、運転手がこちらを見ながら若い女性車掌に向かって何か言っている。
車掌嬢がこちらを振り向いて『日本人ですか?』とたどたどしく問いかけてきた。そうだと返事をすると、日本語を勉強しているのだと言いながら、仕事そっちのけで話しかけてくる。

走るバスの日本語会話教室さながら、ラチもない会話をしている間に45分が過ぎてタラート・サオ・バスターミナルに着いた。車掌嬢に『日本に行ける機会ができると好いですね』と声をかけて下車。午前10時を30分ほど回ったばかりだ。

ブッダ・パークに向かう時間が早かったお陰でタラート・サオ・バスターミナルに戻って来ても未だ昼前、雨も小降りになってきた。

サームセンタイ通りを経由して噴水の出ていないナンプ広場(噴水広場)を抜ける。

椅子もテーブルも濡れたままのナンプ広場。

朝食を抜いて出かけたので流石に腹が減ってきた。
ここからホテルまでの間にラオ・レストラン「アムポーン」がある。ブラブラ往けば店に着く頃には店も開く時刻になるだろう。

セーターティラート通りをジョマ・カフェの先で左折すると、右手に見えるのがアムポーンの門だ。

屋敷跡を利用したようなアムポーンの入口。

開いたばかりの店内は先客が一組だけ。フローリングに木の柱と梁、対比した白い壁がきれいなレストランだ。

ユッタリと落ち着いた店内。

一番奥の席に案内される。
白ワインが飲みたくなったのでハウスワインをグラスでお願いした。35,000Kip(約420円)。この白、カリフォルニアのシャルドネだ。料理が来る前にお代わりが欲しくなる白だ。

Baomerang Bay Chardonnay。

ビエンチャンの国立大学に通っているというスタッフのアドバイスをもらいながら、魚の唐揚げガーリック添え50,000Kip(約600円)、ラオ・ソーセージ35,000Kip(約420円)、蛇豆のサラダ28,000Kip(約336円)、カオ・ニャオ10,000Kip(約120円)を注文。

並べてみると、やっぱり量が多かったかナ?

炒めたニンニクを添えた唐揚げの魚、ソースが酢甘でGooood!

久々の肉料理がこのラオ・ソーセージ。何もつけずにいただいたがタップリ練り込まれた香辛料が肉のくどさを消して香りと共に楽しめた。

ビールか赤ワインが欲しかったが昼間だし、ここはガマン!

食のバランスを考えて頼んだ蛇豆のサラダ。種も仕掛けもない野菜は塩味ベースの軽いドレッシングがかかっていた。これだけの量はさすがに完食とはならず、二割ほど残ってしまった。

インゲン豆のような蛇豆とその右側はピーナッツ。

食後のコーヒー10,000Kip(約120円)を飲み終わる頃には、店は貸し切り状態になっていた。〆て168,000Kip(約2,016円)のリッチなブランチにだった。

きつくなったお腹でホテルに戻り、シャワーを浴びるついでに濡れたサンダルを水洗い。

朝昼兼用でしっかり食べたブランチだったはずなのだが、夜になると腹が空いてきた。一度ランチタイムに足を向けたら、その時は閉まっていた「ラーオ・キッチン」へ。

正面の赤い壁が印象的なラーオ・キッチン。

店内は一目でそれと分かる欧米からの観光客ばかり。人気店なのだろう。

二階席もあるようでフロアー・スタッフが忙しく立ち働いているのを捕まえて、英語が併記されているメニューから鶏肉のカオ・クア(ラオス風炒飯)21,000Kip(約252円)、魚のトム・サム・スープ32,000Kip(約384円)、グラス・ワイン(赤)19,000Kip(約228円)を頼む。〆て72,000Kip(約864円)。

クア・ラーオで頼んだカオ・クアはお焦げのパリンとした歯触りと唐辛子がアクセントだったが、ここのカオ・クアは地の香味野菜の高い香りをを生かしたシットリとしたもの。どちらも優越つけがたいカオ・クアだ。

トム・サム・スープは香味野菜の使い方に気を使っているのだろう、味に荒っぽさが無く香りが際立っていて特にお勧め。グラスで頼んだ赤ワインも重すぎず軽すぎず、好い一杯だった。

グラスで頼んだ赤ワインがカオ・クアにも合っていた。

店も料理も良かったラーオ・キッチン。

チャオ・アヌウォン公園ブッダ・パークアムポーン/ラーオ・キッチン
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