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  2007年8月:盤錦
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【8月9日】 クラス会(3)

晴れ。

昨夜はシャワーを浴びずに寝てしまったので起き抜けにシャワーを浴びる。湯沸かし器が何処にあるか分からないので水のまま、その水が冷たい。

お母さんと一緒に散歩しながら近くの簡易食堂「経済小吃」まで朝食に行く。

のんびりした空気が流れる朝の興隆台採油廠の街。

外でも食事ができるようにと店の前にもテーブルが並ぶ「経済小吃」。

「雲呑」は朝食にぴったりのさっぱりしたスープだった。

朝食の帰りに体育館を覗くとバレーボール大会が開かれていた。昨日バレーボールの練習をしているのを見た体育館だ。

この大会は規模が大きいようで館内に「遼河油田迎奥運系列体育活動・鑚一・興油・測井・通信杯排球比賽」(「遼河油田オリンピック・シリーズ体育活動・鑚一・興油・測井・通信杯バレーボール大会」とでも訳せるだろうか)という横断幕が掲げてあった。

壁に貼ってあった試合予定表によると、遼河油田の石油会社・関連会社からそれぞれのチームが参加して2週間くらいかけて優勝を競うらしい。

熱いラリーが続くバレーボール大会会場。

一時間ほど観戦して帰宅。

体育館内が蒸し暑く汗をかいたので再度シャワー。11時前に周くんの迎えで昼食に出る。
興隆台採油廠の正門が2月に来たとき以降に作り直されて新しくなっているのに気づいた。門の両側に大きな獅子が飾られている。

興隆台採油廠正門を守る獅子。

昼食の会場となったのは偶然なのだろう昨夜と同じ「香辣蟹」。
すでに戴さん、梁さんが来ていた。少し遅れて張さん(周くんの奥さん)も職場から駆けつけてきた。1時過ぎまでのワイワイ・ランチタイムはあっという間に過ぎていった。

アルコールは控えめのランチタイム。

「香辣蟹」前で戴さん、梁さんと別れて周くんの車で張さんを職場まで送ったてから、盤錦→北京行き長距離バスの切符を買いにバスターミナルに行く。

駐車場に停まっているバスを見つけて運転手から直接切符を買う。
130元(約2,100円)。切符売り場で買うと150元(約2,400円)。

長距離バスは路線毎、あるいは便毎にバス会社が異なり、切符売り場は各バス会社の切符を代理販売しているようだ。

バスの切符を確保してから中国の公衆浴場を初体験する。
店の名前は「霧里看花」。この店名には霧の中で花を見る、あるいは年老いてハッキリ見えない、さらには要領を得ないと言う意味があるらしい。

派手な看板の公衆浴場の内部は外観とは大違いだった。

入り口を入ると直ぐに履き物を脱いでタオルとロッカーの鍵を受け取る。

更衣室で裸になり風呂場へ。
風呂場に入るときにゴムのサンダルを履く。浴槽はなくシャワーとサウナのみ。

中央に並んでいるビニールマットのベッドは垢すりをするためのもの。これも于くんの薦めで初体験。
すっぽんぽんで身体の裏表をこすられる。シャワーは温度調節できかてなり熱い湯が出る。

サウナにも入ってみたが炉に頻繁に水をかける客がいてドアを開け閉めするのでサウナ風呂の温度がちっとも上がらない。

身体を流してから風呂屋が渡してくれた肌着を着けて二階に上がった。
二階は外からでは想像できない広いスペースで作り付けの低いベッドが壁に沿って両側に奥の方まで並んでいる。金を払えば全身マッサージや足裏マッサージを受けられる。

ほどよい冷房が効いた薄暗い中で横になったら直ぐに寝入ってしまった。
3時過ぎに風呂を出て帰宅。

帰宅途中、コートで昔を思い出してボールを横取りする于くん。

帰宅後メールチェックとブログのアップをしていると、5時過ぎに橋くんが車で迎えに来た。今度は何処に往く?

橋くんの車はBuickだった。今年一杯で別の車に買い換えるとか、リッチな若者だ。

連れて行かれた先は中学の同窓会。
会場は「新宇大酒店」。昨夜踊ったディスコ「SOS」の隣だった。20人ほどが集まったようだ。

昨日も一緒だった橋くん、呉くんはこの仲間だったわけだ。
マイクが順に回ってきて私の番になった。どうしたものかと思っていると幹事が英語でイイから何かしゃべれと言う。
簡単に仕事と何故盤錦に来ているのかを話して同窓会の仲間入りができたみたいだ。

「新宇大酒店」はこの辺りでも高級なレストランらしい。

于くんの話に皆の視線が集まる。

女性の方が元気に見えるのは何処の同窓会も同じ。

一人一人と名残を惜しみながら同窓会を退席。

7時半に中学同窓会を抜け出して「新宇大酒店」の玄関前に出る。
今度は大学の同窓会に向かうのだという。張くん・李さん夫妻が車で待っていた。

窓から外を見ていると車は盤錦駅方面に向かっている。
双台子河を渡って駅前の奥の方に入ってゆく。ここまでは未だ来たことがない。会場は中国東北地方の料理を出す「清和園」。

この辺りは石油会社の街とは随分雰囲気が異なりいかにも田舎の町だ。

「清和園」は庶民的なレストラン。

「清和園」の厨房を覗いてみた。声をかけたら明るい反応が返ってきた。

狭い階段を上がって二階に。
通された部屋に揃ったのは張くん、張くんの奥さん(李敏さん)、王岩くん、劉振興くん、劉くんの彼女(名前を訊かなかった)、楊軍旺くん、楊くんの奥さん(名前を聞き漏らした)とそれに私達の二人。

一番酒が強そうな楊くんは大きな手術後で禁酒中と残念だった。

王くんは細い身体でよく呑み良く喋る。
隣に座ったこともあってと片言英語でずいぶん話しをしたたが、さてどんな話をしたのか思い出せない。

テーブルには典型的な中国東北地方の料理が並んだ。

「清和園」の後は再度双台子河を渡り石油の街に戻ってカラオケ店でひとしきりアルコールを飛ばす。
カラオケの後は「大張焼烤」で飲み直し。

昨日も最後はこの店だった。時刻は1時を過ぎている。

王、劉、張、于くんとワイワイやっていると中学の同窓会を終えた橋くん、王くんがひょっこり顔を出した。こちらの王くんは税関の職員で港で通関の仕事をしているそうだ。彼とも王岩くん以上に喋った。当然内容を覚えているはずもない。

話の内容より酒の勢いで盛り上がっている。

夜も1時を過ぎている。

張くんが車で家まで送ってくれた。
彼の車の中で鳴っている音楽が気になり誰の唄かと訊いたら黙ってCDを取り出して手渡してくれた。
プレゼントするから持って行けと言うので遠慮せずにもらってきた。

CDは「楊坤-牧馬人」だった。帰国してからずっと聴いている。

久々の痛飲。長い一日だった。2時頃帰宅。そのままベッドに。


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