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 2004年2月:加賀山代温泉・金沢
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【2月8日(日)】瑠璃光・日本自動車博物館

2002年6月に初めて金沢を訪れた時に、片町の『山下』のご亭主から「一度、2月の金沢を経験して欲しい」と言われていた。雪と、冷たい日本海からの風と、どんよりとした空を想像して二の足を踏んでいたが、思いきって2月の金沢行きを敢行した。 今回は加賀山代温泉→金沢と言うコースだ。

羽田を早朝(7時40分初)便で発ち1時間後に小松空港着。小松空港からは路線バスで加賀山代温泉に入る。小松空港から加賀山代までの道路上に積もった雪は無く、路側帯に沿って車輪に押し分けられた雪が盛り上がっているだけだ。40分ほどバスに揺られて山代東口でバスを降りる。今夜宿泊する「瑠璃光」はバス停から2、3分の距離なのだがバスを降りると道路脇の雪が足下を邪魔して歩き難い。空もどんよりとしており時々白いものがちらつく。

瑠璃光に荷物をおいて早速、加賀温泉郷の観光に出かける。旅館のフロントで近隣の観光スポットを循環している「キャン・バス」のチケットを買い、先ほど路線バスを降りた山代東口バス停に向かう。
キャン・バスの停留所に着く前に「そば処 上杉」の大きな暖簾に出会う。少し早いがこの上杉で昼食をとることにする。この店は一日分として用意した60食ほどの蕎麦が売り切れると閉店してしまうそうだ。値段はざる蕎麦1,000円と高目だが食べて納得。

上杉を出ると大きな牡丹雪が降っている。足下に気をつけながら降りしきる雪の中をバス停を探して歩くことおおよそ20分。旅館のフロントで教えられたキャン・バスの停留所は、廃業したガソリンスタンドのはずだが、それが見つからない。一停留所分くらい歩いた頃、前方から目当てのキャン・バスがやってきた。眼の前を走り過ぎるバスを眼で追いかけながら来た道を引き返す。上杉のすぐ近くまで戻り駐車場になっている「ガソリンスタンド」跡に気づく。奥まった待ち合い室で次のバスを待つ。
キャン・バスは仙台市の「るーぷる仙台」や金沢市の「レトロバス」と同じようにチケットを持っていれば乗り降り自由。最初に下車したのが小松市内にある「日本自動車博物館」。赤レンガ25万個が使われているというこの博物館には、明治から昭和45年頃までの世界の自動車が約500台展示されている。

日本自動車博物館。

決してお洒落な展示とはいえないが、館内の1階から3階まで年代別、メーカー別、車型別に貴重な車が所狭しと陳列されている。正面ドアを入った所にはどっしりしたクラシックカーが並び入館者を出迎えている。

写真は、左からベルリエ V-V22型 1922年 フランス、ロールスロイス・シルバーレース 1948年 イギリス、ランチァラムダ 1930年 イタリーの博物館を代表するクラシックカートリオ。

博物館を代表するクラシックカー。

中二階から一階展示フロアーを見下ろす。

写真は、ロールスロイス・シルバースパーII。故ダイアナ妃が来日した時に利用した車だそうだ。1999年2月まで英国大使館の公用車だった。

ロールスロイス・シルバースパーII

この日本自動車博物館のもう一つの展示(?)が写真は撮らなかったが、各階に設けられたトイレだ。世界各国の、デザインの異なる便器が設置されており、実際に使用できる。

展示車輌中最大のロンドン型ダブルデッキバスはボンネットとフロントグリルが可愛い。

再びキャン・バスに乗り「世界のガラス館」に向かう。箱根がラスの森のようにガラス器の博物館のような施設なのかと思っていたが、着いてみると想像していた施設とはずいぶんと趣が違い、加賀お菓子館、加賀地ビール館、オルゴール館といった施設が敷地内に併設されている大型の土産物センターだった。加賀お菓子館で売っている手作りチーズケーキがお薦めだ。どこに行っても地ビールが美味しいのはできたてだからか?

加賀地ビール館

今日は早朝から移動し続けだったのでさすがにくたびれた。旅館に戻り瑠璃光が売り物にしている湯につかり一息つく。

部屋の片隅には坪庭がしつらえてあった。

一階の広場で午後9時から「一向一揆太鼓」が演じられるというので出かけてみると開演まで未だ時間があるというのに既に座る場所がないほど観客が集まっている。太鼓の調子は鬼太鼓に似ている。

室町時代後期、圧政に苦しむ農民達が「鬼面人を脅かす」の故事に倣って、太鼓を打ち鳴らし当時の守護職富樫氏の軍勢に立ち向かったのが一揆太鼓の始めとといわれている。

一揆太鼓。


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