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  2007年3月:台北
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【3月14日】 景福宮

台北での会社指定のホテル麗湖大飯店(City Lake Hotel)は満室で部屋がとれなかった。

IT関連企業が集まる南港軟体園区に近いせいもあるのだろう。
今回宿泊した帝后大飯店(Empress Hotel Taipei)の部屋はサッパリとした内装が愛想なしにも見える。Internetは接続自由で助かった。

ベージュ基調の内装はさっぱりし過ぎで趣に欠けるか?

Internet接続に課金するホテルもあるがここは無料。

取引先との厳しい打合せも無事終わり昼食は客家料理の『新家圓』。

客家料理の『新家圓』。

初めての客家料理だったが何れも味付けが濃かった。

夜は三澤さんの台北での古い有人Henry Wongさんの案内で民生東路四段にある『西来順』で食事。
Henryさんは大学教授(数学の先生だったかな?)で、たくさんのコンピュータに関する著書があるという。このときも脱稿前の校正刷りに赤を入れたものを抱えて来ていた。

話も面白く初対面の私も短時間で打ち解けることができたHenryさん(右)。

北京には『東来順』という羊肉シャブシャブのレストランがあったが『西来順』は台湾料理の店だった。
気どらない家庭の味というのだろうか、周囲は家族連れの地元の客ばかりで外国人は私たちだけだった。

もう一度来てみたいと思わせる皿ばかりだった。

食事はHenryさんにご馳走になってしまった。

食後、Henyさんと共にタクシーでホテルに向かう。
途中で、昨夜空港からホテルに向かう途中で目に入り、気になっていた金ぴかの寺の前を通りかかると、Henryさんが最近できた寺だけど見てみようとという声でタクシーを下りた。

「景福宮」は日光の東照宮よりもゴージャスな色彩、なんとも品のない装飾は寺に入る者を圧倒する。

寺の入り口両側にかけられた額の文字に簡体字が混じっているのをHenryさんが見つけた。
ここは繁体字を使う文化圏、しかも由緒を重んじるはずの寺なのにだ。Henryさんの推測は、この寺を建設するときに部材としてできあがったものを中国大陸から仕入れてきたからだろう、その方がコストがかからないからね。

日光の東照宮よりも華やかな「景福宮」。

寺は三階建てで、各階正面にご本尊というべきか金ぴかの像がまつられている。
さらに周囲の設備の一つ一つに「参拾満圓」とか「陸拾満圓」(六十万円)という札が貼ってあり寄進を勧めていることだ。既に寄進した人の名前が書き込まれている大きな像(仏像ではない)が何体かあった。

各階に祀られた金ぴかの仏像の一つ。

二階へ上がる階段から一階を見下ろす。

「景福宮」のなかにしばらくいるとこの金ぴかに慣れてしまう。

天井は赤と緑と金色で塗り込められた灯籠がびっしりと並んでいる。

天井から下がる灯籠は金ぴかのコウモリのようにも見えた。

寺の入り口右隅に5mほどの自然石により石碑が建っている。
これにも寄進額別にランク分けされて寄進した人の名前が彫り込まれていた。

壱満圓を二人で寄進した人達の名前は一行のスペースに長体で二行彫られていた。彫る手間はこちらの方がかかっていると思うのだが?


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