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  2022年3月:佐渡島
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フェリー北雪酒造夕食

【3月3日(木)晴】北雪酒造

両津港を後にして、北側の小佐渡山脈と南側の大佐渡山脈に挟まれた国仲平野を県道 65号線を南に下り、県道 181 号線とたどる。

島のあちこちに解け切らない雪が残っている。

前にも後ろにも、すれ違う車にも出会わない道は小佐渡の山に向かう。

女神山トンネルが見えてきた。

松ヶ崎の海岸に出て海岸沿いに県道 45 号線を南下すること 10 分余り、県道に面した北雪酒造に到着。

北雪酒造。

美味そうな酒の匂いがしてくるのは気のせいか?

暖簾に染め抜かれたシンボルマークがモダンだが、店のスタッフに尋ねると 2013 年にそれまで使われてきた髭文字の「北雪」を生かしてリニューアルされたものだという。

<北雪>を囲む三重の線は雪紋を表している。

店内には米国の映画俳優ロバート・デ・ニーロとの関係が紹介されている。

著名人のサイン色紙や記念写真が並ぶ店内。

店に入ってすぐ左手には一升瓶がガラス製になる前に使われていた陶器の一升瓶が壁一杯に陳列されていて見事。

陶器の一升瓶。

店を出たところで空の四斗樽と一緒に店のスタッフに記念写真を撮ってもらう。

店内にいた愛夏は仲間はずれ。持ち上げたタタルは空樽。

「鬼夜叉 純米大吟醸酒 遠心分離」と「佐渡のきりょうよし 純米吟醸」を土産に北雪酒造を後にする。

「鬼夜叉」と「佐渡のきりょうよし」

「鬼夜叉」のラベルには大きく「遠心分離」と書かれている。
北雪酒造の売りの一つが醸造とはおよそ馴染まない「遠心分離」による酒造りだろう。
もろみに<搾る>という圧力をかけず、遠心分離によって酒を抽出することにより、雑味を排し、搾りでは楽しめなかったフルーティーな吟醸香や味のふくらみを実現している。

鬼夜叉は能を芸術の域まで高めた世阿弥の幼少期の名前で、時の将軍足利義満によって名づけられたという。晩年には「佐渡島」に流刑になってしまう。そのためか、佐渡には全国で最も多い「能楽舞台」が現存しているという。

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