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  2015年4月:ルアンパバーン
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【5月3日(日)】 アート・スクール/ワット・シッコーンムアン

宿の隣で商売をしている小さな麺屋を勝手にラオ麺屋と呼んでいる。そのラオ麺屋で今朝はスープ麺(Noodle Soup)20,000Kip(約302円)を頼む。

香味野菜をてんこ盛りにしてみた。

店先に置かれた調理台の上。

四人連れの若者が入って来て同じテーブルにつく。
話している言葉から『タイの人?』と尋ねると、バンコクから来ているという返事。ビエンチャンのダム工事現場で働いているが休みでルアンパバーンに観光に来たのだそうだ。

明るく元気なバンコクの若者達。

今日は日曜日、何処も休みだろうと決め込み、朝食後は部屋に戻って今まで歩いてきたところをGoogle Mapに落とし込む。

昼食時になったので宿から五、六件先のフランスのパン屋、いつも観光客で賑わっているバネトン・カフェ (Le Banneton Cafe) に行ってみた。

バネトン・カフェ。

サンドイッチとコーヒーを注文。
滑らかな舌触りのスモーク・サーモンと薄く切ったチーズを挟んだ、表面だけパリンと焼かれたトースト。爽やかな酸味と隠された甘味のドレッシングがタップリかかったサラダ。追加のライムも気が利いている。41,000Kip(約770円)。
酸味の少ないニュートラルなコーヒーはこのサンドイッチによく合う。1,000Kip(約151円)。

見た目以上にタップリの昼食。

このサンドイッチとコーヒー、丁寧な対応のフロアー・スタッフ、この店が混む理由が分かった気がする。
帰り際にレジの前に コーヒーの真空パックが積んであったので触ってみると、挽いたコーヒーだった。豆は置いていないという。残念。

バネトン・カフェの店内。

観光シーズン最盛期を過ぎたこの時期、観光客の移動日にもあたる日曜日、さらに日中は35℃を越える気温とあって街は閑散としている。

閑散としているサッカリン通り。

ワン・デイツアーを申し込もうと近場の旅行代理店に行くと日曜日休日の貼り紙がしてある。

タムナックラーオの先の角を右に曲がり、サトニャイタオ通り (Sathouyaithao Road) に入る。
青い表札を並べて掲げている小学校のような施設、表札に "Art School" という文字が見える。

小学校?

表札によればこの施設には児童文化センター、アート・スクール/エキジビション・ホール、ドイツ-ラオス開発協会/文化センターが入っているようだ。

児童と文化のための施設らしい。

庭に入って行くと木陰に子供たちが座り、本の読み聞かせをしている。

木陰に子供たちの姿が見える文化センターの庭。

本の読み聞かせに集中する子供たち。緑陰子供会を思い出した。

◆ ワット・ノン・シコーンムアン(Wat Nong Sikhounmuang)
文化センターの向かい側に、クンスワー通り(Kounxoa Road)に面して建つ、今まで見落としていた寺院があるのに気づいた。ワット・ノン・シコーンムアン(Wat Nong Sikhounmuang)だ。短くワット・ノン(Wat Nong)とも呼ばれるようだ。

ワット・ノン・シコーンムアンの門札。

ワット・ノン・シコーンムアンはインタソム王(Intasom/在位1727 - 1776)の時代、1729年に建設された寺院だが、1774年の火災で焼失した。唯一、プラチャオン・サンサクシド(Pra Chao Ong Saensaksid)と呼ばれる仏像のみが火の中から引き揚げられている。
寺院は1804年にタイ人の手によってタイ様式を加味した様式で修復され、仏像も現在の本堂に祀られている。

仏塔が寺院の塀からはみ出し歩道を占拠しているのは何故?

歩道に飛び出している仏塔。

三層オレンジ色の屋根を持つ本堂はタイ・バンコクの寺院様式の影響を受けているそうだ。

タイ様式を見て取れる本堂。

屋根の上のドクソーファー(Dok So Far)はワット・シェントンと同じ17の尖塔を持っている。

17の尖塔を持つドクソーファー。

ラオのコーヒー豆を探してサッカリン通りを往く。
大きなコーヒーショップでコーヒー豆はあるか訊いてみると、業務用しか置いていないという。対応してくれたスタッフの兄さんが、店先まで出てきて指さしながらこの数軒先の "Walkman Village" で売っていると教えてくれた。覚えておこう。

持参のガイドブックが紹介している旅行代理店 "Green Discovery" があったので入ってみる。
この代理店のツアー料金は参加する人数で変動する仕組みになっていた。パークウー洞窟のツアーは参加者が一人だと$160 (約19,520円)、二人になると$95 (約11,590円)、三人で$45 (約5,490円)。参加する旅行者がいれば何時でもツアーは用意できると言う。要するにプライベートツアーってことらしい。こっちは独りだ。それにしても高すぎるので礼を言って店を出る。

喉が渇いてきたので、アイスクリームの看板に惹かれてガーデン・レストランでひと休み。

ガーデン・レストラン。

頼んだアイスクリームは量が多すぎだ。

営業している旅行代理店ダニンゴン・トラベル (Dane Ningom Travel) があった。ドア越しに中を覗いてみると客は無し。店内に入り話を聞いてみる。近郊への一日バス・ツアーは毎日実施されているそうだ。

パークウー洞窟 (Pak Ou Caves) ツアーは一人 80,000Kip(約1,208円)。ただし往復のトランスポートのみ。添乗員は無し。現地の入場料等は別途個人で負担する。朝8時30分、店の前に集合。

明日のパークウー洞窟ツアーを予約をした。

ダニンゴン・トラベル。

宿に戻ると暑い中を歩いたせいかくたびれてしまい、シャワーを浴びて横になったら、そのまま寝込んでしまった。

眼が覚めたら9時過ぎ。夕食に出て行くにはこの街では遅い時間だし、出て往くのも面倒で、そのまま寝てしまった。


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