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チェンマイ国立博物館ワット・チェットヨート昼食

【8月21日(水)】ワット・チェットヨート(Wat Chet Yot)

国立博物館を出てスパーハイウエイに沿いに徒歩移動。直ぐに崩れかけた大きな赤い煉瓦の門が見えてきた。

一般道と変わらないスーパー・ハイウエイ。

崩れかけた赤煉瓦の門(左側)に並ぶのは通用門か。

門の横に建つ標識には“Wat Chet Yot”ではなく“Wat Jed Yod”と書いてある。

ラーンナー王朝第九代ティロカラート王(Ti-Logaraja/1442 - 1487)によって1455年に建てられた寺院で、1477年にはここで仏典の編纂会議が開かれたという。

本堂に続く門。

門から真っ直ぐ伸びる参道。

参道の右側に建つお堂。

参道を突き当たると大きな木(菩提樹?)とこぢんまりした新しい本堂が建っている。

未だ新しい本堂。

履き物を脱いで本堂の中へ。
ここのご本尊も今まで見て来た寺院の本堂内と同じように、二体を前後に重ねて安置している。

本堂内部。

この寺院の名前の由来になった赤煉瓦を積み上げた「七つの尖塔を持つお堂(チェット・ヨート)」は本堂の真裏にあり、崩れかけた赤煉瓦の門と参道を結んだ直線上に建っている。

このお堂は釈迦が悟りを開いたと伝わる菩提樹のある寺院、インド、ブッダガヤのマハボディ寺院を模したと言われており、境内に菩提樹があることからかつてはワット・ボータラーム・マーハーヴィハラ(Wat Botharam Mahavihara)と呼ばれていた。

七つの尖塔を持つ赤煉瓦のお堂。

赤煉瓦のお堂の周囲には既に崩れ始めているが仏達の像がが見事な漆喰彫刻で施されている。

これは崩れていない漆喰彫刻。

お堂正面の階段を上り内部を見ると奥までアーチ型の天井が覆っている。正面に安置されているのは釈迦如来像かな。

お堂の内部。

お堂の裏に回ると、若い女性が 正座して何を願っているのか熱心に祈っている姿があった。

熱心に祈る女性。

七つの尖塔を持つお堂の真裏に白く化粧した木を立てかけた巨木が一本、これがブッダガヤのマハボディ寺院を模して植えられた菩提樹なのだろう。

菩提樹と七つの尖塔を持つお堂の裏。

本堂の北側に建つ仏塔の前に備えられた説明板に「この仏塔は1487年に建てられ、ティロカラート王の遺灰が納められている」と書かれていた。

ティロカラート王の遺灰が収まる仏塔。

寺院の裏手になる小さな門から小道に出る。

寺院裏手の道路。突き当たりがスーパー・ハイウエイ。

スーパーハイウエイに向かって歩き始めると折よくソンテオが通りかかったので、地図を見せながらハーバーまで往くか聞くと、100THB(320JPY)と言う返事が返ってきた。国立博物館まで40THBだったのに、この値段はのせたくないのだろう。値段の交渉をする前にこちらから断って、ハーバー目指して歩き始める。

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