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 2008年8月:北京
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新幹線静園狗不理・地下鉄北里団地

【8月24日(月)】北里団地

北京南駅に4時過ぎに到着。

駅から外に出る最後の階段ホールが見事な紅色だ。赤い壁の駅なんて今までに見たことがない。

北京南駅の紅色の壁。

北京南駅前は路線バスがひっきりなしに出入りしている。

帰りは路線バス1号線を捕まえるために、これも路線バスで北京南駅から北京南駅広場へ。

最初はどうしてバスで? と思ったのだが、駅から広場まで歩いて行ける距離ではないようだ。
この辺がどうも分かりにくい。

現在の北京南駅は、2006年5月に営業を停止して取り壊された旧北京南駅に隣接した場所に建設されている。
北京南駅広場というのは、この旧北京南駅前の広場のことを指しており、そこに現在も路線バスの発着所があるということらしい。

広い道路を走って10分ほどで着いた北京南広場は、雑然とした路線バスの発着所になっていた。

北京南駅広場の路線バスプール。

そこから路線バス1号線で前門へ向かう。バスはお洒落な2階建てバス、もちろん2階に座った。

1号線の2階建てバス。

バスのテレビはずっとオリンピックの様子を流していた。

前門でバスを降りて地下鉄乗り場に向かおうとしたら、あちらこちらで通行規制をしている。
その上いつにない人の波だ。

箭桜横の芝生の上には梯子車が入り込み、目一杯に伸ばした梯子の上ではTVカメラのセッティングをしている。

今日は8月24日、北京オリンピック最終日だがオリンピックの閉会式と連動したパレードでもあるのだろうか?

人混みと通行規制をすり抜けて地下鉄2号線で前門から崇文門へ移動。

崇文門外大街 (Chongwenmenwai Dajie) の国瑞城 (Guoruicheng/Glory City) もすっかりできあがり、テナントの入居を待つばかりになっている。

この工事が始まったころは、北京オリンピックを目指しての再開発かと思ったがそうではなかったみたいだ。

すっかりできあがった国瑞城(中央の二棟)。

荷物をSollo IIの部屋に置いて、朝陽区の北里近くに羊の串焼きが美味しい店があるというので地下鉄で出かける。
地下鉄2号線で崇文門駅から東直門駅、東直門駅で13号線に乗り換えて光煕門駅で下車する。

目指す店は北里団地から5分ほどの所にある「家園酒家」。

看板の右端に「家常菜、羊蠍子、水煮魚」とある。回族(イスラム教徒)達の清真(Qingzhen)料理のレストランだ。

「家常菜」は家庭料理、「羊蠍子」はサソリ入り羊肉料理ではなく、羊の背骨煮込み鍋。
背骨の反った様子をサソリに見立てているらしい。かつてそれと知らずに食べていた。
「水煮魚」は読んでそのまま、魚の姿煮だ。

「家園酒家」。

ほうれん草とピーナッツの黒酢浸し。これはホントに美味い。

羊の各部串焼き。これを食べに来たのだ。臭みのない本場の味だった。

テーブルに張ってあるメニューに載っている串焼きは日本の焼鳥屋みたいに厨房ではなく店先で焼いている。
羊肉串1元(16円)が嬉しい。

「本家 新疆(Yakexi)串焼肉」

葛切りのような感触の幅広の冷麺。

燕北(Yanjin)ビール。

北里団地と光煕門駅の間で見かけた「体芸棋牌室」は将棋と麻雀屋さん。
「体芸」はスポーツのことだがゲームほどの意味だろう。北京で初めて麻雀屋というのを見た。

スポーツ将棋麻雀室。

7時過ぎに起き出して、蒸し暑く日差しの強かった天津を往復、おかげで日焼けした上に、歩きすぎたせいか両足親指の付け根にまめまで作ってしまった。

部屋に戻ってからハサミで穴を開けて消毒し12時過ぎに寝たが長い一日だった。

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