2003年7月：北京
【7月26日】慕田峪長城
朝早く起きて荷物をまとめ、朝食とチェックアウトを済ませて８時過ぎに慕田峪長城(Mutianyu Zhangcheng)に向けて九華山庄を出発する。
参加者はS社のOgiharaさん、Saitoさん、Fujiiさん、勤務先香港支社のJasonさん、世話人の上海Billさんと私の6人。今日も小雨模様だ。連日の雨交じりの天気はこの時期の北京では珍しいそうだ。
目的地の慕田峪長城までは１時間以上走ったのだろうか、時間に追われる予定もないので時計を見るのを忘れたまま長城入り口に到着した。
入り口から城壁まではロープウエーで登る。城壁の上は濃い霧で周囲が全く見えない。それでもせっかく来たのだからと記念撮影するがご覧の状態だ。
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| 左側の５人が我らが一行。右側は中国国内からの観光客ご一行様。 |
少しは霧が晴れないものかと期待しながら濡れて滑りやすい長城を歩いてみた。自分がいる場所さえ定かではない。城壁に旗が立ててあるのは何かのお祭りだからのようだ。
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右端の赤い毛氈と旗は、何かのお祭りのためらしい。 |
横浜の中華街で正月に見られる龍の舞いのようだが、この龍は金龍、銀龍のように見える。銅鑼を鳴らしながら長城を行ったり来たりしていた。こんな天候なのが本当に残念だ。
また来いと言うことなのだろう（2005年3月に再訪を果たした）。
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| 左が銀龍、右が金竜、のように見える龍の舞い。 |
連日、小雨交じりの曇り空でついに北京の青空を一度も見ることはなかたった。
もう一度、天気のよいときに長城に登ってみたいものだ。
長城から直接北京国際空港まで送ってもらい、無事二泊三日の北京行きの旅を終えた。