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  2021年7月:松本
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松本城・オー クリヨー ド ヴァンセミナー「デザイン書道入門」

【7月17日(土)晴】松本城・オー クリヨー ド ヴァン

ホテルの朝食はフロントがある最上階(10階)のレストラン「ル・シエル (Le Ciel)」で。
前の晩に朝食の時間帯を指定する(混雑緩和のため)のだが、例年ならこの時期は何時に来ても海外からの観光客が大勢いるのに、今回はその姿も皆無で一人二人の客がいるばかり。

今朝の北アルプス、中央は常念岳(ル・シエルから)。

既に高くなった陽射しの下、ホテルからブラブラと松本城へ。本丸内は修復工事中というのでパス、堀の周囲を一巡り。

お堀越しに望む常念岳。

堀の水面は青空を映さずに緑が浮いて見えるのは、連日の高気温で藻が育ってしまったのだろう。

内堀の南側から。

城の東側に回った所にあるのが 1999(平成11)年に復元された太鼓門枡形。
太鼓門の名の由来は、かつて門の北側に藩士召集の合図や刻を伝える太鼓と鐘を備えた太鼓楼があったことに由来するという。

太鼓門枡形は、堀に架かる土橋側のニノ門、ニノ門からは見えないが奥にある一ノ門、ニノ門と一の門の間の石垣に囲まれた方形(枡形)の空間で構成されている。

土橋を渡って堀の外から見たニノ門。

枡形は攻め入ってきた敵の動きを封じて周囲から攻撃し、これを撃退するための場所。
一ノ門左の石垣に嵌め込まれた大石は玄蕃石と呼ばれ、その重量は 22.5トン。

枡形内部と一ノ門。玄蕃石。

玄蕃石の由来は、太鼓門を築造した石川康長石川康長が玄蕃の守であったことに由来する。玄蕃の守とは、玄蕃寮(僧尼の監督、外国使節の接待などを司った官司)の長のこと。

角度を変えると鼻筋が通った玄蕃石の様子が良く分かる。

長くなりそうな一日に備えて松本のフレンチレストラン「オー・クリヨー・ド・ヴァン」でランチ。食前のこの一杯は健康のシルシ。

今日の一杯目。

アルプス牛と本州鹿のハンバーグ、ワインは南フランスの赤。
ハンバーグは今流行りの汁タップリとは正反対の肉の塊で、酸味が効いたマスタードベースのソースが合う。

ワインの銘柄は聞き忘れたがドライでしっかりしたボディ、好きな店でのナイスなランチだった。

アルプス牛と本州鹿のハンバーグ

午後の予定まで時間があるので店内が混んでこないのをいいことに、コーヒーを頼んでユックリさせてもらう。

松本は何処で飲んでも水が美味しい。

大きなミルク容器を空にして。

松本城・オー クリヨー ド ヴァンセミナー「デザイン書道入門」
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