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  2018年4月:成都
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永陵博物館成都博物館(阿富汗)成都博物館(古代)成都博物館(近世・民族)雲南過橋

【5月3日(木)晴】永陵博物館

午前中は撮りためた写真を整理。
踵の痛みは変わらないが、今日まで歩くのに不都合は起きていないのは有りがたい。

ちょうど昼時、アテも無いままホテルを出て青年路へ。
「宜濱燃面」の看板に黄さんから教えられていた「燃面」の文字につられて入店。

宜濱燃面。

皿を受取、店頭に並んだ料理から好きなだけ選んで皿に盛ると、ベトナムで馴染んだ一皿テンコ盛りランチになってしまった。
細かな札をつかんで出したので覚えていないが、12、3元(¥228、¥247)だったかな。

本日のランチ。米飯は今一だった。

ランチ後、ホテルへ戻り永陵博物館までタクシーを呼んでもらう。
走り出してもメーターが動いていないな。
『ん?』という感じだ。 地図から12、3元だろうと見当をつけていたら20元(¥380)。

永陵は前蜀(907 - 925)を建国した王建(847 - 918)の陵墓。1942年に発掘され、その後、全国重要文化財に指定されている。

博物館へはパスポートの提示のみで入場できた。

永陵博物館入り口の門。

館内はそれほど広くなく、観光客の姿も殆ど見えない。
陵墓に向かう参道の両側には石像が並ぶ。

参道の両側に並ぶ石像。

館内案内図(案内図をクリックして拡大表示)。

参道に並ぶ石像は馬と獅子。

馬の石像。

この馬の石像、耳が小さいのは破損防止の配慮か?

こちらは寂しそうな表情の馬。

これは獅子のようだ。

ここが都会の真ん中とは思えないほどの野鳥の声。

陵墓に近い参道の両側には雨除けの下に石人像が並び、正面には一段低くなった陵墓への入り口が見える。

石人像と陵墓入り口。

陵墓に入ると入り口近くに地宮の模型が飾ってある、と言うより無愛想に置かれていた。

地宮の模型。

内部は緩い上り勾配のトンネルが奥に続く。陵墓内に入って明十三稜を思い出した。

厳かな気持ちにさせられるトンネル。

トンネルの終わりが鮮やかな赤い扉で区切られている。ここから奥が最聖域の玄室(墓室)なのだろう。

赤い扉で仕切られた奥が玄室。

新しいので再現した扉だろう。

扉の取っ手。

玄室の中央にガラスフェンスで囲われた崩れた遺跡があるが、王建の木棺が安置されていた棺石床だ。

玄室全景と中央の棺石床。

王建の木棺が安置されていた棺石床。

玄室の一番奥に王建の坐像が安置されている。

王建の座像。

王建の座像。

博物館庭の片隅に2006年に鋳造されたという「平安鐘」がある。
鐘の表面に刻まれた「永陵園記」は王建の事績を記録している。

平安鐘。

永陵博物館の前で流しのタクシーを捕まえて成都博物館へ移動。

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